鹿ベンチ有能すぎるだろ

いい色ですよね。ローランドさんの肌のように淡いアイボリーです。前の記事のワークマンのパーカーや、ハイランダーもそうなんですが、元祖お買い得キャンプ道具メーカーと言えばやっぱり、鹿番長ことCAPTAIN STAGが真打ちじゃないでしょうか。
その番長から非上級国民にまた素敵な贈り物が用意されました。それがこの鹿ベンチです。

鹿ベンチ、鹿ベンチ言うてますが、学術名は CSクラシックス アルミ背付ベンチと言います。しかしこの正式名称を使うやつは視力検査のCの図を「ランドルト環」とか言っちゃうやつよりも大分痛いので注意したほうがよさそうです。

鹿ベンチとは

前述の通りCAPTAIN STAGから販売されているロースタイル折りたたみベンチ「CSクラッシクス アルミ背付ベンチ」の略称

■組立サイズ（約）：幅1,040×奥行560×高さ665mm、座面の高さ：285mm

■収納サイズ（約）：1,040×640×厚さ85mm

■重量（約）：3.7kg

■耐荷重（約）：140kg（片側：70kg）

■材質：構造部材：アルミニウム（表面加工：アルマイト）、張り材：ポリエステル、その他の材質＝ひじ掛け部：天然木

■原産国：中国

■JAN：4560464257151

CAPTAIN STAGホームページより引用

鹿ベンチの人気の理由

シンプルで質感の高いデザイン

シンプルで潔いデザインでとても質感もよく、またキャンプにベンチというスタイルが（ワタクシには）新鮮でした。

とにかく低価格

これぞCAPTAIN STAG！といえる低価格、実は希望小売価格   ￥11,000(税別)とあれ？普通にすんじゃん？と思いますが実売価格は6000円前後。これはきっとメーカーさんが「本当はこの位の価値は十分にあります！でも皆さんに手頃に楽しんでほしいので原価ギリギリでおろしてます！」って心の声が聞こえてきます

カラーバリエーションが豊富

素のデザインがいいためどのバリエーションも魅力的で数が豊富

カスタムの素材として有能

シンプルなデザインなの張替えなど自分のこだわりをブツケまくってるキャンパーがこぞってSNSに投稿しています。また、カスタムパーツも豊富で自分だけの鹿ベンチを求め続けているそうです。
ワタクシは今の所ノーマールのこの白が気に入っているのでペンドルトンのブランケットを被せるくらいのライトチューンにしようかと思ったのですが値段見てあきらめました。

大きさの割に軽い

持ち上げて見ると拍子抜けするほど軽いです。これなら持ち運びに苦労することはないです。

鹿ベンチのここがだめ

そんな流川楓のように完璧と思われた鹿ベンチですがワタクシの前ではチラチラと弱点をさらすこともあります。

ロック機能がない

椅子を広げたときに何かしらのストッパーが無いため立ち上がろうとしたり、少し傾斜のあるところに設置すると、バタンと倒れることがあります。これは改善してもらいたい。（切実）

生地が傷つきやすい

値段考えると文句もそこまで言えないのですが、運搬中に生地をいたわらないと硬いものに擦れると、小さく破れたりします。

それさえなければ完璧なんだけどな。

まとめ

一昔前はホムセンキャンパーなどとクチの悪いネラーに蔑まされていた低価格商品でのキャンプですが、その不遇の時代にもキャンプの楽しさを多くの人に伝えたい（とワタクシが勝手に感じてるだけですが）という信念のもと日本のキャンプシーンを底座さえしてくれたCAPTAIN STAGさんがいよいよ、正当な評価を得る時代になったなと感じさせる名作です。値段も手頃でおしゃれで自由に遊べる有能すぎるベンチ、お勧めです。（ワタクシは２脚買いました）