オピネルを素人が研いでみた。

オピネルは箱出し(買ったままの状態)のままだと刃がついてないので
刃付けという研ぎ出しをしないといけないそうです。

素人が包丁感覚でナイフを研ぐとどうなるか、包丁とどう違うか
試してみます。

まず箱出しの切れ味

とりあえず本当に刃がついてないか試しにトマトをきってみることにしました。

普通に切れますが、たしかによく見てみるとやや切り口がザラザラしている
気がします。じゃがいもトマトなら良いですがお刺身などを切ると
ちょっと気になるかも。それでは研ぎ出していきます。

オピネルのブレード

ブレードによって研ぎ方が違うらしいのでもう一度ブレードを観察

素人が見た範囲ではフラットブレードに、マイクロベゼルはなさそうです。
ということは刃をべったり砥石につけて研げばいいのか?

使う砥石

包丁自体はよく研ぐので刃物の研ぎ方は多少は心得があるつもりですが
できるんでしょうかねぇ。使った砥石は

キングの番手1000と仕上げの6000番という標準的な砥石。

いざ研ぎ出しスタート

まず中砥で研ぐ

まずは1000番で研ぎます。

5分ほど研いでみましたが、もしかして研ぎ方間違ってるかも、
フラットグラインドなので砥石にピッタリつければいいはずなんですが、
なんとなく怪しい雰囲気。

(研ぎ終わったあと調べましたがやはりマイクロベゼルが付いていて
研ぎ角25度で研ぐべきでした)

あと、力の入れ方が悪いのかなんとなく刃が歪んできた気がします。

仕上げ砥でとぐ

ショックのあまり写真を取り忘れました、せめて見かけだけでもつるつるに
しようとがんばりました。

やっぱり刃の形がちょっと歪んでいます

もとの刃、やっぱり無理せずベゼルだけ研げばよかったかも。

やっぱりグリップが濡れてガチガチに

砥汁で汚れしまったグリップはせっかくのオークウッドのキレイな風合いも
台無しな上、やっぱり水を吸ってしまい、開閉が本当にできなくなって
しまいました。

でも砥石を使ってグリップを濡らさない方法なんてあるのかなぁ。

切れ味

見た目ははっきり言って後悔しているほどブサイクに成り果てたマイオピネル、
せめて切れ味だけは箱出しを上回ってくれ。。。

切れ味は流石にスパスパいけます。
もとの切れ味を50とすれば78位までは切れ味を出すことができました。

うーん、でも味はでたかなぁ。。。。

まとめ

正直いうと、包丁やナイフを切れるようにするのはそんなに難しくはないんですが
刃の本来あるべき形を保ったまま研ぐのは本当に難しいなと、実感しました。

オピネルはそんなに高価なナイフではないので今回練習用に思い切って
やってみました。

さて、この無残なオピネルをリカバリーすることで次に狙っている
ちょっとお高めのナイフのために研ぎスキルを磨いて行きたいと思います。

いやぁ本当はもうちょっとうまくできると思ってたんだけどなぁ。
よく見ると家の包丁も変な砥癖ついてるもんなぁ。
刃物は奥がふかいです。。。

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