キャンプの雨・風はどの位までなら行けそう?

今年の3連休のほとんどが雨、ないし、台風というキャンパーにとってはなんとも言えないシーズンですが、それでも人気のキャンプ上は3ヶ月前の予約解禁からはサイトの争奪戦となります。ようやく確保したサイトも、雨予報となったら気分もふさぎ込みます。あまりに雨ばかりなので雨天決行も考えたのですが、台風ともなると進路直撃ではないものの雨風の程度がわからず、判断に随分と迷いました。

キャンプの中止の判断

せっかく何ヶ月も前から楽しみにしていたのに、天気予報とにらめっこです。キャンプ中止の判断をキャンセル料がかかる前にしなければ。。。

キャンセルポリシーの確認

ギリギリまで粘りたいのですがたいていのキャンプ場は当日のキャンセルには満額のキャンセル料がかかります。テントサイトだとかからないところもありますが、予約が入っていたため諦めてします他のお客さんやキャンプ上オーナーのためにも前々日には決定するのが個人的には礼儀かなぁと思います。

天気予報で判断

結果天気予報にたよるほか無力な一国民はなにのですが、最近の天気予報はだいぶ制度がよく、2日ほど前なら当日の時間ごとの雨量、風速が掲載されていて、その程度も良いので見てみるのですが、、、降水量2ミリ、風速3mと言われてもピンとこないもので調べてみました。

雨の強さの基準

雨の強さは降水量というもので表されます、降水量とは雨、雪、ひょうなど落ちる水分のすべてが地面に溜まったとする時の水の深になります。

○降水量の単位:ミリメートル(mm)
○降水量の計測:0.5mm単位

降水量の体感

具体的に降水量の数値が体感的にどのように感じるか調べてみました。

0.5〜1mm小雨、ほとんど気にせず屋外活動ができる、
1mm傘をさすか迷うレベル、屋外に長時間いるなら雨具が必要
2mmパラパラではなくサーと降っている、屋外のスポーツの中止が検討される
3mm本降り、未舗装の道に水たまりができる、
4〜5mm外出を控えたくなる、ビニール傘や折りたたみ傘だと心許ない
6〜10mm傘なしでは一瞬でずぶ濡れ、部屋にいても外の様子が心配になる大雨と言われるレベル
10〜20mm
不要の外出は控えるレベル、車のワイパーはフルスピードで往復
20mm以上災害発生レベル、キャンプなんてもってのほか、事故があった場合間違いなくネットで叩かれるので絶対にやめたいところ。

ワタクシは、予め5mm以上が予想される場合は諦めますねぇ。まだムスッコが小さいので無理してまではいけません。

風速について

個人的には雨よりも風の方が気になります、雨は濡れるだけなので我慢すればいいだけなのですが、風は色々飛ばされたり、設営が困難だったり、最悪の場合テントの崩壊や火災などの洒落にならないので重要なのは風のほうだと思います。

風速とは

風の速さ。メートル単位で計測し秒速(m/s)で表されるが,km/h,ノットなども用いる。ふつうは前10分間の平均風速をいう。例えば15時の風速が6m/sといえば,14時50分から15時までの平均風速が6m/sであることを意味する。瞬間的に強くなる風速を瞬間風速といい,風速とは区別する。

マイペディア

とあります。一秒間に空気がどれだけ移動したかの単位です時速のほうが一般生活では馴染みが深いのですね。ちなみに参考までに時速100kmは秒速に直すと約28mです、コレを基準にすると秒速と時速の変換が楽になるとおもいます。

1m/s至軽風風向きが煙のなびく方向でやっと分かる程度、風見鶏は無反応
2m/s軽風顔に風を感じる、木の葉が動く、風見鶏がようやく反応
3m/s軟風木の枝が絶えず動く、旗が軽くなびく
4m/s和風砂埃が舞う、紙が飛ばさえる、枝がざわつく
5m/s疾風葉のある枝切が揺れ恥得る、池や沼の水面に波頭が立つ
6m/s雄風太枝が動く電線がなる傘は指しにくい
7m/s強風木々全体が揺れ始める、風に向かって歩きにくい
8m/s疾風強小枝が折れる、風に向かって歩けない
9m/s大強風人家にわずかに被害がでる、煙突が折れる、瓦が飛ばされる
10m/s全強風災害が心配される

さらにこれは平均風速なので最大瞬間風速はこの1.5倍前後の風になり、地形によってはさらに強くなります。小高い丘や、遮蔽物に挟まれているところは風の通り道になっているのでより注意が必要です。

ワタクシは、風に対してはかなりのビビリなので4m/sで悩み、5m/sの表示があったら確実に中止します。前述の通り風は本当に大きな被害をだすし、強い風は、なにより恐怖を感じます(強風なだけに。。。。)
超高性能耐候性テントの性能とやらを見させてもらいたい人は止めませんが、、、

まとめ

●予約したキャンプ場のキャンセルポリシーを把握する(なるべく直前にならず、迷惑をかけないように心がけたいです、いちど何度も予定を変えてご迷惑をおかけしました。。)
●雨、風をお天気アプリで確認して、自分のスキル、同行者のスキル、装備をよく判断する
●無理は禁物ですが、アウトドア・レジャーは必ずしも晴天の時だけではないのでいろいろな環境を体験することでよりキャンプを楽しめる時間が増えると思います。高額な道具は荒天にも(ある程度の)対応しているのでまったく使わないのも宝の持ち腐れな気がします。

ただし、雨はともかく風だけは専門家以外は無理しないでください。

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