台風対策に、キャンプ道具は役に立つのか(雑感)

よく知り合いをキャンプに誘って色々お世話しますがその度に、これだけあれば被災しても大丈夫だね?と言われてきました。確かにインフラの依存率をかなり下げれるのは確かだし、キャンパーは電気のない夜に耐性も多少あるのでみんなの言う通り多少は落ち着きを保っていられるかもと、この台風の前日にその言葉をふと思い出したので筆をとってみました。まとまらない雑感になります。
実際にキャンプで使用する道具の中で災害時に役に立ちそうなものをピックアップしてみました。もし今回の台風は先日の千葉でも被災状況と影響が同程度続いたという結構ハードな設定で検証してみたいと思います。

設定
電気・ガス・水道が3日止まる想定

ポータブル電源

今生活で一番優先度が高いのはスマートフォンを中心とした情報ディバイスでしょうか。電源車に充電の行列ができたそうですがそもそもその電源車がどこにいつ来るのかの情報を得るのにすでにスマホが必要となります。都市のサバイバルで今一番効果を発揮するのはポータブル電源かと思います。
スマホなら10〜20回、パソコンも5回ほどフル充電できるのが一般的なので一台あれば電気の復旧までにスマホの使用は困らずに済みそうです。いつもほしいと思ってはいるのですが今増税前のセールで買わなかったことをとても後悔しています。

Jackeryポータブル電源

こちらスマホ60回以上充電できるそうです。二人で使っても一ヶ月スマホつかえます。

suaoki ポータブル電源 S270 40500mAh/150Wh

値段も安く3日の充電ならこれで十分な容量。

水タンク

飲水、生活水の確保がその次でしょうか。生活水はお風呂に溜めておけばよいのですが飲料水の確保は清潔なウォーターサーバーに用意しておくと安心じゃないかと思います。

ランタン

明かりの必要性は言うまでもなく、災害時には省エネで安全なLEDのランタンが最適だと思います。ワタクシは小洒落たことを優先してガソリンランタンしか無いのでちょっと後悔しています。LEDランタンの最大使用時間は20時間ほどなので一日6時間(午後6時〜午前0時まで)の使用で3日持つ計算なのでだいぶ頼もしい。

燃料式ランタンは災害時はあまり使いたく無いのが正直な感想です。趣を楽しむのには大好きですがやはり、屋内での使用は火災や(ほぼないだろうけど)一酸化炭素中毒の心配がありますからねぇ。。。
ただし、強い雨風の中明かりなく過ごすのは想像以上に怖いはずです。明かりの確保はしておきたいです。

バーナー

炊事の熱源に必要ですが、だいたい家庭にガスコンロが有るので、キャンプ用のバーナーの出番は少ないですが、ガスボンベは大抵災害時、品薄になるのでキャンプ用のバーナーもあると安心です。

お湯を沸かしてお茶を飲んで気分を落ち着かせたり、非常食を作ったりに重宝しそう。

クーラーBOX

電気の止まった冷蔵庫は空間が大きいだけに保冷としてはクーラーボックスがおすすめ。いざというときのために保冷剤はペットボトルの水を凍らしてをくと高性能クーラーならなんとか3日くらいは持ちこたえられそうです。

キャリア付きタイプは移動しやすいので避難所に持ち込むのにも楽そう。

イエティなら保冷力も抜群で言うことなし、被災の復旧は何日かかるかわからないのでイエティの性能は心強いかも。

寝具

マット、コット、寝袋、避難所に行くような時には役立ちそうですが。。。実際にそのような経験がないので避難所でダンボール、新聞紙でしのいでる人の横で使うのって勇気が要りそうな気も。。。

これがあれば硬い体育館の床でも快適そう。

個人的に一番欲しい防災アイテム

浄水器、これさえあれば雨水も風呂の残り湯も池の水もいける。。。。被災を通り越してサバイバルもいける、どうやら放射性物質まで除去できる。キャンプでわざわざ水道や自販機あるのに沢や、池の水飲むほどそこまで世界に浸れないのですが興味はずっとあって。。。

まとめ

アウトドア道具ってあくまでもレジャー目的で、被災などのシリアスなシチュエーションには所詮向いてないとおもってブログ書いてみましたが、、、、意外と心強いものばかり。。。そしてキャンプで経験した不自由さ、不便さがいざと言うときに知恵と経験として活きてくるなぁと感じました。
結論、キャンプの道具スキルは緊急時のバックアップとしては非常に有効だと感じました。もちろん被災とレジャーは全く別で道具やスキルを過信はしませんが。

これから台風19号が上陸しますが皆様ぜひ安全に気をつけて無事にお過ごしください。

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